こんにちは、トライアスリートひろです!
この記事では、『オーバートレーニングか、燃え尽き症候群に陥ってしまったトライアスリート』に向けて、
自分がかつて乗り越えた方法について紹介したいと思います。
あなたのトライアスロンライフのお役に立てれば嬉しいです。
オーバートレーニング症候群
読んで字の如し、トレーニングやり過ぎです。私は過去に二回経験しました。
オーバートレーニング時の身体
オーバートレーニング症候群の状態は、私の場合には、振り返ると
- 心だけが焦り身体が練習に向かない状態が暫く続く。
- 練習している仲間達を観ても何も感じ無くなる。
状態が感覚として現れます。厚生労働省によると、
スポーツなどによって生じた生理的な疲労が十分に回復しないまま積み重なって引き起こされる慢性疲労状態。
中略
競技成績の低下だけでなく、疲れやすくなる・全身の倦怠感や睡眠障害・食欲不振・体重の減少・集中力の欠如・安静時の心拍数や血圧の上昇・運動後に安静時の血圧に戻る時間が遅くなるなどの症状がみられます。
特に疲労症状が高まるにつれて起床時の心拍数が増加する事が知られています。
引用元:厚生労働省eーヘルスネット
と説明されている状態です。
オーバートレーニング直前の心理状態
このオーバートレーニング状態になる直前と言うのは、自分の競技レベルが上がって来たのを体感出来るくらい絶好調な状態なのがいけません。
もっとやったら、もっと速くなる!
この心境からアドレナリンが出まくるからか、
練習の絶対ルールである『疲労を抜きながら、身体を追い込む』を頭で理解していながら、
その疲労感が分からなくなって来るんです。
つまり、
▪️自分の感覚ではまだ大丈夫。もう少し身体を追い込んでからしっかりレストすれば良いとか、
▪️今ここで踏ん張るからこそ、もう一段上がれるとか、
▪️以前の自分からレベルアップしてるから、まだやれる!
など、自分を鼓舞してやれる感覚が多分にあるんですわ。
この時確実に自分の今回の疲労のピークに居るんですが、ここまで頑張って来たからこそもう少しの頑張りで、もう少し、、、
まるで、もうちょっと待てば、まだ上がる!って株価見ながら撃沈するかの様な。笑
オーバートレーニング状態
心の糸が切れた様に、ピークの状態から落ちます。
これはあのピークの時に頭で状態を理解して同じ時間しっかりレストした場合より、遙かに落ちます。
この落差がオーバートレーニング状態であった事を後日感じる理由です。
そうなってしまうと負のスパイラル、
・あの時が自分のピークかな、
・あんなに頑張って出来なかった、
・あそこまでもう頑張るのヤダ
となって行き、脳みそは自分のやる事(この場合は諦める事)を正当化する理由を集めだします。
その結果、競技を止めてしまう人も。
そうならない様に適度なところで練習を止めればいいのですが、欲が出ちゃうんですよねー。
オーバートレーニング状態からの脱却
唯一の答えは『時間』です。これはプロトレーナーの方やかつてのトップ選手も話していますが、しっかり休む事。
心も身体も両方です。自分からやりたくなるのを待ちましょう。
無理矢理、根性出して頑張っても中々抜け出せないと思いますし、余計競技が嫌いになるかもしれません。
オーバートレーニングが原因で競技を止めてしまう人も居る様です。特に長時間動き続けるトライアスロンや長距離マラソンの選手に多いのかな。
こればっかりは妙薬は無いようですね。ひろの場合はここから追い込めば速くなるか、オーバートレーニングになるか、この判断は自分ではできないのかもしれない、、と考えています。
心の声と身体の声、ともにアドレナリンで聞こえなくなるんですね、、、
だって、やれちゃうんだもん、(笑)
こう云う時に仲間や奥さんとかに客観的に見てもらうのが良いかもしれません。実際、1日、2日のレストで競技力が落ちることなんてないのにね、わからないんだなぁ。。これが。
今日はここまで。
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