こんにちは、トライアスリートひろです!
この記事では、『真剣に練習を重ねて上を目指しているトライアスリート、ランナー』に向けて、
非必須アミノ酸の一種で、免疫力をアップするL-グルタミンについて書きます。
頑張ってトライアスロンやマラソンランナーやってると結構風邪気味になる事有りますよね?
どちらの方もタフそうなイメージがありますが、実は一般の方より風邪引き易かったりします。
その理由と一番簡単な対策としてのグルタミン摂取の効果についての記事です。
あなたのトライアスロンライフのお役に立てれば嬉しいです。
トライアスリートの免疫アップ!アミノ酸:L-グルタミンについて
トライアスリートやマラソンランナーで日々真剣に練習してる人は、それだけ身体に負荷を掛けていますから、身体は弱はっています。
特に長時間・中負荷以上の運動をした後は、実際に胃腸系が弱っているのを感じたり、喉の痛みを感じたりする経験もあるのではないでしょうか。
免疫を司る腸
小腸は食べて胃で消化された物を吸収する役割とともに、胃酸で死ななかった風邪などのウイルスと戦ってくれる免疫に大きく関わっている機関なのです。
その大切な小腸ですが、運動の際には筋肉に血液が多く流れ消化器官の血流が減るため、しっかり働けなくなりダメージを受けるのです。
『人の免疫細胞の多くが腸にある』なんて、何か不思議な感じがしますよね。
NHKスペシャル『人体』でも特集されてますよ!
小腸のエネルギー源グルタミン!
グルタミンは、その腸の粘膜細胞や免疫担当細胞のエネルギー源になり、消化管のバリアの維持に協力に働くそうです。
その小腸の主なエネルギー源であるグルタミンですが、グルタミン自体は体内で合成される非必須アミノ酸です。
これは必須ではない、と言う意味では無いんです。他を分解してでも作らないと行けない位大切なアミノ酸!と言う事なんですね。
でも、筋肉内にも沢山あるので普通なら特別摂取する必要は有りません。
エンデュランス・スポーツアスリートには必要なアミノ酸
ですが、エンデュランス・スポーツアスリートは別です。
長時間の運動の中で、体内のエネルギー源である糖質は消費され、脂肪がエネルギーに変わりますが、脂肪の分解で間に合わないと、身体はその機能維持の為に筋肉を分解し大量のグルタミンをエネルギーに換えます。
つまり、非必須アミノ酸であるグルタミンが減る為に本来なら腸のエネルギーになる分まで不足してしまうのです。
血液回って来ないわ、栄養来ないわ、ではそりゃ弱りますよね、笑。
その為、長時間の運動をするアスリートには補給した方が良い準必要アミノ酸と呼ばれているのです。
筋肉の材料グルタミン!
よく糖質フリーダイエットなどで極端な糖質制限をすると、すぐに数値的な効果が出るのは少なからず筋肉が分解されて筋肉量の減少があると思います。
そもそも、筋肉は普段から合成されながら分解されています。その合成・分解の比率が1:1なら増減は有りません。
その比率が合成側が多いと筋肉が付く状態で、アナボリックとよばれます。
その逆がカタボリック。この状態は痩せますよ、そう脂肪ではなく筋肉が減って。
すると、次に食べた時リバウンドし易いのです。
話がそれましたが、エンデュランススポーツをすると、エネルギー(糖質)、脂肪、筋肉の全てを使って身体はそのメニューをこなしてるんですね。
その筋肉の材料がBCAAや、グルタミンなのです。
身体は弱っている時、
- 先ず動く為のエネルギーをつくる。
- エネルギー源が外からの供給(食事)によって満たされたら筋肉を分解(カタボリック)するのを止める。
- 筋肉を修復(アナボリック)して、次の事態に備える。
- 次の事態に備えが出来て余裕ができてから、他のところに材料を廻す。
全力を使って動き続けるのは太古の昔であれば、生命の危険が近づいている時でしょうから、人間の身体はその事態を乗り切る為の行動をしてるんですねー、まさに優先順位。
アスリートは身体が資本ですから、その大切な資本である筋肉を減らす訳には行きません。
壊れた筋肉の材料、弱っている小腸のエネルギーとしてグルタミンは、トライアスリート、マラソンランナー必須のアミノ酸なんです!
ちょっと免疫落ちてるなーなんて時にはスプーン一杯食べておきましょう。
風邪ひいて練習出来んわ、熱出して筋肉消化するわ、病院代掛かるわ、なんてまさに踏んだり蹴ったりですから、予防にお金掛けるのは大切ですよ。
私はコストパフォーマンスが高いのでマイプロテインのグルタミンを飲んでます。
めちゃくちゃ疲れて、ヤバイぞこれ、って時は、コレです。知る人ぞ知るアバンド。
成分表見るとグルタミンとHMB、クエン酸、アルギニンなんで全部持ってるんですけどね、笑。
他には類を見ないレベルでアミノ酸入ってます!巷にあるBCAA配合!と謳われている製品の殆どは、mg単位ですが、こいつはg単位なんです。
手術後の療養時期には入院患者に出すこともあるんだそうですよ。
もし興味のある方はバラ売りもあるので探してみてくださいね。
今流行りのウイルスにはどうか分かりませんが、基本的な免疫向上には効くので欠かせません。
皆さんのトライアスロンライフのお役に立てれば嬉しいです!
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