こんにちは、トライアスリートひろ(@mftriathlete)です。
この記事では、『トライアスリートになりたい!』すべての人に向けて、
彦井浩孝著『アイアンマン のつくり方』(funrideBOOKS2010年初版)を読んで、私がトライアスロンライフに役立ったことを書いています。
この本の最大の特徴は、トライアスリートをサイエンス(科学)的に分析して、多くのエビデンスに基づいた解析をしている事です。
私の書く様なブログは自分1人の経験や、見聞に基づく内容ですが、
彦井さんは大学で運動生理学を専攻されている専門家で発刊当時の記載では大学の講師や、XCライダーのコーチを勤めるトップアスリートです。
著書『アイアンマンのつくり方』では、世界中の文献・論文に基づいてメタ解析的に分析して、分かり易く解説しています。
メタアナリシス(meta-analysis)とは、複数の研究の結果を統合し、より高い見地から分析すること、またはそのための手法や統計解析のことである。メタ分析、メタ解析とも言う
引用元:Wikipedia
トライアスリート必見の一冊ですよ!
でも、廃刊なんです。゚(゚´Д`゚)゚。中古でも!って方はこちら。
本の構成
⭐️科学的視点から見たトライアスリート
⭐️科学的視点から見たトライアスロン
⭐️科学的視点から見たトレーニング方法
⭐️実戦で使えるトライアスリートアイテムについて
上記の様な内容構成で書かれた本です。どの内容も多くのエビデンスに基づいており、エビデンスの総数250本以上!(一部に重複あり)
巻末に参考文献の紹介ページが有りますが、そのページだけで、10ページに及びます!スゲー!
トライアスリートの分析
アイアンマン ハワイ(コナ)の完走者(13h54m以内)の体型は、
- ▪️男性:178cm、74〜76kg、体脂肪率9〜10%
- ▪️女性:168cm、60〜61kg、体脂肪率12〜15%
だそう。
こんなデータから日本人はどうなのよ?とはじまり、各種目のVO2MAX(最大酸素摂取量)の違いなどが詳しく解説されてます。
面白いなぁ、と思ったのは内臓は鍛えられない!と言う事。その代わり、労わる事はできるよね、と云うくだりに納得でした。
トライアスロン競技の分析
▪️ランが速いとバイクは間違い無く速くなる。
▪️でもバイクが速いからといって、ランが速くなるとは限らない。
これは私が感じていた事なんですが、この本では筋肉の使い方に基づいて解説されてました!
逆にレース中の痙攣については、経験上塩分やマグネシウム分の不足の影響だと考えてますが、血清電解質濃度は、痙攣したアスリートもそうで無いアスリートも差は無いと言う事です。
なんでだろ?
また、トライアスロンは身体に良いのか、悪いのかについて抗酸化酵素の活性度から解析されたりしてます。
トライアスロンのトレーニングについての分析
私の経験からは、トライアスリートは「ランを練習のベースにするのが良い」と思っています。
本書では、スイムの練習が、バイクのVO2MAXを10%以上高め、ランのVO2MAXを25%向上させたと云うエビデンスが紹介されてます。
マジか!?です。
また、ラン練習はバイクのVO2MAXを向上させますが、逆は成り立たないそうです。不思議!
その他統計的にほ、身体は柔らかいより硬い方がケガし難く、ストレッチは意味を成さないなど、エビデンスを示されても、思わず??な内容も。
確かに私は身体硬いけどケガしません。
合ってるのかも。
トライアスリートの行うLSDの意味なども解説されてます。
トライアスリートの武器について!
こちらはDHバーの効果の具体的な数値や、ウエットスーツのスイムスピードのスイマーへの効果とスイム出身者でないトライアスリートへの効果の違いなど。
また、スイム時のドラフティングの効果、カフェインや補給食、サプリメントについてもエビデンスを交えて解説されてます。
なるほどな内容です!
ちょっと驚いたのが、レース前の塩分の取り方(ナトリウムローディング)。高血圧の方など、誰にでも合うものでは無い前提ですが、スポーツドリンクの7倍もの濃度の摂取について書かれてます。
また、最後には、日本のトライアスロン界の創成期を創った3人のレジェンドとの対談で締め括られています。
- 中山俊行さん、山本光宏さん、宮塚英也さん
トライアスリートなら知っていたいレジェンド達ですね!
如何でしたか?
余りに具体的な事が書いてあるので、まともにレビューするとネタばればかりになりまして、ザクッと書きましたが、本当に莫大な情報を解析した本です。
是非一度、手にとって見てみて下さい!名著ですがもう廃刊ですので、中古が有れば是非!
あなたのトライアスロンライフのお役に立てれば嬉しいです!
コメント