こんにちは。トライアスリートひろです。今日はトランジッションエリアでの準備について詳しく書いて行きます。レースによってはトランジッション1(スイム→バイク)、トランジッション2(バイク→ラン)、と2つに分かれるトランジッション。事前に良く考えてどうするのか、決めておかないと後から『しまった!』って事になりかねません。特に初心者の方は緊張するレース。レースに集中する為にもトランジッションの準備を完璧にするのは必須です。よーく想像しながら準備しましょう!
まず、参加レースの競技案内を事前にチェック!
参加レースのトランジッションが何処かを確認する。一ヶ所?二ヶ所?
これとても大事です。何故ならいつトランジッションの準備をするのか、これを知るのがトランジッション準備の最初なのです。
競技距離が長いトライアスロン。
トランジッション1と2が数キロ離れてるなんて普通。レース当日に両方準備するのは不可能なんです。
たまに、スタートとトランジッション1が離れている事もあります。そんな時は前日にトランジッション準備をすべて終えておく必要が有るのです。
トライアスロンレースのスタート前は心穏やかに集中したいもの。いつどんな準備が必要か、レースの数日前からよーくレース案内を確認しましょう。
レース前日近くに焦って練習するのは完全な無駄。そんな時間はトランジッションの準備とトランジッションのイメージをしっかり作る大切な時間にしましょう!
レースはもう始まっているんです。
トランジッションが1つの場合
参加するレースのトランジッションエリアが一つの場合、それは、スイムから上がってバイクに乗り換えた場所に、バイク終了後も戻って来る、と云う事です。
トライアスロンの場合、最初の種目であるスイムの準備はトランジッションには関係ありません。トランジッションエリアで準備するのは、バイク、ランの準備となります。
この場合、レースの流れで準備を考えます。
さあ、濡れた状態でバイクの所まで来ました。ここから想像しましょう!
バイクには裸足で乗る?靴下履く?足拭いた方が良い?ゼッケンベルトは?バイクシューズはいつ履く?バイクシューズは自転車に付けておく?サングラスはいる?ヘルメットは何処におく?ドリンクは何本付ける?塩の準備は?エネルギーはドリンクに入れる?サイクルコンピュータの充電は?バイクの空気入れいるなぁ、バイクコンポの充電は出来てるかな?パンク修理キットを何処に入れる?
次は、ヘロヘロになってバイクを終了して戻ってきました。何が必要ですか?ここも想像です!
まず、ランニングシューズに履き替える。暑いから帽子がいるなぁ、サングラスはバイクから掛けてる、、あ、足つり防止の潮!あ、それを飲む為の冷たい水欲しいなぁ、、、
どうでしょう。これ考えるだけで疲れませんか?初心者の方はホント疲れると思います。この内容を自分なりに考えて、イメージしながら準備して下さい。
今がレース2日以上前なら時間はたっぷりあります。落ち着きましょう。トランジッションを制すれば、後は競技に集中するだけ、、頑張りましょう!
あと、コツを一つ。良くパンク修理キットをボトルケースに入れてバイクに積むと思いますが、レース中に良くボトルケースやその中身が転がってます。何故か?
道路の段差とかを乗り越える振動で中身がガタガタと振動して少しづつズレてレース中に落ちるのです。
フタが飛んで、中身をポロポロと落とし続ける人、ロケット発射とばかりにボトル毎落とす人、、落とす貴方も辛いですが、目の前でモノが転がってきたら最悪落車やパンクの危険に繋がる大迷惑者になりかねません。
その為、止まってからしか使わないパンク修理キット等はビニールテープ等でしっかり留めて下さい。これ大切です!
トランジッションが2つの場合
参加するレースのトランジッションエリアが2つ有る場合、これは慎重にレース案内を読み込む必要があります。
▪️トランジッション2:バイク→ランの準備はいつ、どうやってやる?
大抵の場合、大会が自宅の近所で開催されるなんて事は有りません。日本でのトライアスロン大会は交通規制の問題もあって基本田舎(会場近辺に方ごめんなさい、私も田舎者です)での開催です。
横浜くらいかなぁ、都心で開催されるのは。その為、大会への参加はバイク、ウエットスーツ、等を車に積んで行くことになります。つまり大会参加者の何百台もの車がバイクを持ってトランジッションの場所へ集まるんです。
トランジッションエリアへのバイクセッティングは前日からできたり、時間分散したりして主催が、かなり気を使う何処なんです。
その後、更にトランジッション2へ移動なんて考えるだけで、車に酔いそうですよね。心静かにレース前の時間を過ごすのとは真逆です。
そんな事もあって、バイクのセッティングは盗難防止もあり自分でしますが、トランジッション2の準備は主催者がやってくれたりします。
その場合はたいてい主催者が準備した袋に自分のゼッケン番号を書いて、バイク→ランで必要なモノを入れてバイクセッティングの際にスタッフに預けるんです。
袋に入れるものはトランジッションが一つの大会のバイク→ランで必要なモノと変わりません。よーく想像して準備して下さいね!
トランジッションエリアでの準備についていかがでしたか?
わからねー、ややこしー、って思いますよね。
1.レース案内を良く読む。
2.水から上がってからの想像をする。
3.やっぱりイメージトレーニングが大切。
です。トランジッションで、と云う事ではありませんが、日焼け止めもお忘れ無く。太陽の下、トライアスロン日和の時は、かなりやられます!これはスイムスタート前に首、肩周りに塗りましょう!
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