落車した際の初動と擦過傷への湿潤療法、保険について

バイク トライアスロンライフ

こんにちは、トライアスリートひろです。

この記事では『トライアスリートやローディー』に向けて、

バイク練習中に落車事故に遭ってしまった時の対処方法について書こうと思います。

ベテランでも初心者でも、誰でも落車のリスクは有ります。自分は大丈夫だと自信があっても、仲間が落車してしまうかも知れません。その時の対処法を知っておきましょう!

皆さんのトライアスロンライフのお役に立てれば嬉しいです!

落車の状況

どのような事故にあうかはわかりません。自分が全く悪くなくても直線の道路に穴が一つ空いてるだけで落車することはあります。

IDカード持ってますか?

バイク練習中に落車してしまい、誰かに助けて欲しいとき、仲間や近くの通行人に自分が誰か、事故の際にどこに連絡してほしいのか、等を知らせるためのIDカードを携帯しておくと良いです。

トライアスリートのバイク練習は100km超えも普通です。駐車場から50km離れたところで一人で落車して気を失っていたりすると考えただけで大変ですよね。

車が絡む場合

どんな状況でも、先ずは警察を呼びます。落車時は極度の身体的興奮状況にあり、痛みも感じ難いですし、大丈夫に見えても救急車も呼んだ方が良いです。保険関係にも絡んできますので必ずやりましょう。

また、落車した本人の家族等の連絡先の確認も要ります。

普段から練習してても、SNSでしか連絡をとっていない場合、名前しか分からない、良く考えたらどこに住んでるのかも、電話番号も知らないわ、なんて今のご時世、幾らでも有ります。

また、救急車に本人のバイクを載せて病院に連れて行けないか、交渉しましょう。

単独事故の場合

単独事故でも、救急車の手配と共に保険が降りる可能性がある場合は、警察に連絡は入れましょう。

救急車が必要では無い程度の落車でも、強打した身体は後から痛みが出たりします。

擦過傷の手当が優先ではありますが、後日整形外科に行き、問題が無ければ擦過傷の状態が良くなってきたら、練習再開前には整体や鍼に行って身体の歪みを見てもらいましょう。

擦過傷の対処

擦過傷は初動を誤ると、ケロイド状のかなり酷い傷が残ってしまいます。

特に女性は気を付け無いと跡が残る事で、一度の落車でバイク自体が嫌いになりトライアスロンから遠ざかる事になりかねません。

最近では擦過傷は湿潤療法と言われる処置が認知されて来ていますが、お医者さんでもまちまちです。

傷の治療は、従来より消毒した後、ガーゼで被う治療が慣習的に行われています。しかし、これは逆に傷の治癒を遅らせ、患者様に無用の身体的苦痛を与えているとして、湿潤療法(ラップ療法)が提唱されるようになりました。

http://www.nokaoiseikei.com/wettreatment.html

治療して傷の治癒を遅らせる、、って、どゆこと???状態ですよね。

事前に準備するなら

今は傷口を乾かさずカサブタを作らない湿潤療法ができるハイドロタイプの絆創膏があります。ヒジ周りくらいの狭い範囲の擦過傷なら一般のドラックストアで必ず買えますので、一度見ておくと良いです。

注意事項:使うときは、傷口を消毒しては行けません! ←コレ大事!

不思議な感じがしますが、必ず説明書を良く読んで下さい。

一般のドラックストアでは見た事ないですが、比較的大きなタイプはネットで購入出来ますよ。

プラスモイスト ハイドロコロイド包帯 アドバンス 大きめロール 10*40cm巻(1ロール)【プラスモイスト】楽天で購入

恐らく、コレがベストチョイスです。運良く近くの病院ですぐに対処してくれると良いですが、大抵の場合は消毒されてしまい、ガーゼと包帯巻かれるのがオチです。

一旦、消毒されてガーゼと包帯で巻かれてしまうと、ハイドロコロイド包帯は使えません。

すぐにハイドロコロイド包帯が手に入らない時の対処法

まあ、大抵の場合は落車した場所ですぐにハイドロコロイド包帯がある、なんてのは無いですよね。

合宿とかでは誰かが準備してくれてる場合も有るかも知れませんが、普通は無いです。

この場合、

1.サランラップ

2.白色ワセリン

3.包帯止めテープ

で代用します。

最初に擦過傷部分を清浄な水でよく洗います。

→めちゃくちゃ痛みますが我慢するしか有りません。消毒はしたらダメ!!

次に擦過傷部分、及びその周辺の皮膚にワセリンをたっぷり塗ります。

そして、サランラップでぐるぐる巻きにします。

これを1日2,3回洗ってはワセリン塗って、サランラップでぐるぐるする、を繰り返します。

最初は寝てる間に体液が溢れて、シーツに染みを作りますのでバスタオルの下にビニールシートを敷いて寝る必要があります。

この間一度も消毒はしません。体液が染み出し、それが臭いんですが、それで2週間位でほぼ治りますよ。初めての時はその臭いで化膿してくるんじゃないか!?とびびってましたけどね、笑。

この方法はプロのローディーもする方法ですが、医者によっては全否定する方法ですので、ご自身で判断下さいね。

それでも私は2度の落車でかなり大きな面積の擦過傷を負い、ハイドロコロイド包帯の面積では対応できない手の平の1.5倍ほどの面積でしたが全く痕は有りません。

自分のケガした処から出る体液は殺菌作用があるのに、それを消毒液が殺すから、膿んだりするそうです。 ←何を消毒しとるんじゃ!!

私はこの話を聞いて、納得しましたが、結局、体液内の有効成分とばい菌を同時に殺し、後からくる別のばい菌に対して無防備にしてる状態なんですね。

トライアスリートやローディーは1度や2度の落車は長くやってれば経験しますからね。知っておきましょう!

保険は効くのか?

車が絡んだ落車の場合は、当然相手に対して保険請求出来ますが、自分の自動車保険に『人身傷害保険』の車外特約がついていればこちらからも降ります。

トライアスリートは自分の自動車保険(同居家族の一台に付けておけばOK)には付けておきましょう!こちらの記事も参考に!

あとは個人的には自転車専用保険に一つ入ってます。これは、一般的な傷害保険ですが、バイクに乗っている間のケガは2倍保険金が出るのと、自転車を運べば無くなった場合にピックアップしてくれる自転車版ロードサービスがついてるんです。

家族が学校行くのにも自転車使いますし、街乗り用を含めると、家に8台の自転車があるので、、、。

如何でしたか?落車はしないに越したことは有りません。でも、一般人に比べてトライアスリートやローディーはそのリスクや、ケガのレベルは高いと言わざるを得ません。

気を付けながら楽しく練習して行きましょう!あなたのトライアスロンライフのお役に立てれば嬉しいです!

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